11.自分の個人情報を業者に登録すると、その業者が他の業者に情報を渡すとき、自分は「他の業者」をチェックできます
私の情報を、業者に提供し、その業者が他の業者にも提供したいとき、「私」は、全ての関連業者に合鍵を渡すというつくりもできますが、鍵を一つにしたいときは、最初の業者から次の業者に閲覧鍵を渡すことになります。このとき、いちいち、「私」の許諾が必要な仕組みを作れます
12.貴金属や高額商品に紐づけた、ユニークなIDが埋め込まれたトークンが作れます
金(きん)などの所有権をトークンとしてデジタルで受領し、そのまま流通したり(対価はリアルマネーでも何でも、当事者次第)、発行者に返却して現物を受け取ったり、あるいは、その現物を換金したということで、リアルマネーの振込を受けるような仕組みが作れます
13.著作物などの閲覧権の証明書、鍵を貸し借りして鑑賞できます
レガシーなメディアでは、例えば、CD、DVD、ブルーレイなど、現物の貸し借りが出来ました。デジタルコンテンツの世界でも(ムービー、ドラマ、音楽など)、その鑑賞の権利を鍵にして、コンテンツの貸し借りが出来ます
14.商品納入や不動産、古物などの競り場の機能がスマートコントラクトとして実装されています
例えば、仲介業者を通じない、売買当事者同士の、Peer to Peerの競りと売買を、プラットフォーム上で自動化するような仕組みを作れます
15.同好会の各人の貢献をトークンで点数評価し、非・金銭的点数がいつか、金銭価値を持つ可能性があります
社会、文化、芸術、テクノロジー、商品などの興味を共有する人々がコミュニティを作り、その活動に、貢献に応じてトークンで点数を与えます。各自の持つトークンの量が多くなると、その人は、より大きな発言権や優先閲覧権などをもらえる仕組みを作ります。そうした同好会が大きくなって、トークン残高が大きくなると、いつか、トークンにリアルマネーの値(ね)が付く可能性があります